注文住宅で家を建てようと思っているのですが、建てたい家のイメージがうまく伝わるか不安です。
注文住宅に関わらず、家を建てるのはほとんどの方が初めてです。最初は不安かもしれませんが明確なイメージがなくても心配いりません。
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注文住宅だとモデルハウスなどがないので、イメージがつきにくい?
注文住宅では、モデルハウスなどもありませんので、イメージがなかなか伝わらないのでは?と思われている方も少なくありません。
しかし、家を建てるというのは、大抵の方が初めての経験です。
「どんなお住いにしたいですか?」と聞かれて、明確に応えられる方はわずかな方なのではないでしょうか。住まいに関する体験も自分が育った環境の中でしかありません。
「イメージ」は、ヒアリングを通してお客様の希望やイメージをどんどん引き出し、プランニングの中でしっかり固めていきますので、最初は不安かもしれませんが明確なイメージがなくても大丈夫です。
それよりも、大事なことが3点ございます。
注文住宅のプランニング前に必要な3つのポイント
1つ目は、ご家族と一緒に「今の我が家の問題点」を話し合う
住宅造りで重要なのは、お住いになるご家族が快適に長年住んで頂けるかです。
そのために、今ある問題やお困りごとを出し合ってみてください。また、今だけでなく10年後、20年後のライフスタイルも含めて考える必要があります。お子さんがいるご家庭では、大きくなってから1人部屋が必要?ご両親と一緒に住まわれている方は、高齢になってからも使いやすいバリアフリーにするのか?など、それぞれの生活スタイルを考え、書き出してみることをおすすめします。
2つ目は、ご家族で「理想の生活スタイル」を考える
1つ目で出てきた問題点やお困りごとを解決するためにはどうしたらいいのかを家族みんなで考えてみてください。
また、ご自宅で教室をしたい方やお客様の来客が多い方、ホームパーティーをしたい方など、ご家庭ごとのご要望やこだわりが出てきます。一番多いご要望は「リビングを通らないと各個人部屋に行けないつくりにしてほしい」ということです。特に家族が家にいる時間がバラバラな家庭であれば、少しでも家族が集まるリビングを通ってからしか部屋に行けない構造になっていれば、自然と家族間のコミュニケーションが取れます。
3つ目は、希望を伝える時は「理由」「写真(画像)」を添える
プランニングを行う際に、相手もプロですがお客様の頭の中に描いた理想やイメージをそのまま言葉にしても伝えることはできても、伝わることがなかなか難しいです。
そのため、相手にもイメージしやすいように希望や理想に近い写真や画像を見せると、より伝わりやすいです。
また、なぜそうしたいのか理由を述べることで、イメージしやすくなります。理由が明確であれば、もしお客様の希望やこだわりが予算内で収まらない、希望とするお部屋で叶わないという状況になっても、プロからそれを実現するための別の提案をしてもらえる可能性が高まります。
例えば「みんなが集まる部屋は開放感溢れる場所にしたい」という要望。
とはいっても「開放感」も人それぞれによって捉え方は様々です。
開放感=吹き抜けと連想する人もいれば、開放感=リビング・ダイニングを連想した方もいるのではないでしょうか。
スペースや家の大きさなどから、吹き抜けやリビング・ダイニングが叶わなくなってしまった場合でも、開放的なリビングを実現するために、リビングの窓を大幅に広げてみては?と新たな提案があるかもしれないからです。
ご家族と話し合って頂くことで、ご家族から出てくるご要望が明確となり、それに対してご家族一人ひとりの譲れないこだわりや希望を聞いて、優先順位を決めていきましょう。そうすることで、各部屋の外せない条件やこだわりが段々と見えてきます。これは譲れないというものがハッキリしていれば、プロからより的確で有意義な提案が得やすくなります。
ヒロ建築工房では、ヒアリングに一番力を入れています。それは、せっかく家を建てるお客様が、思い描いていた理想と実際にできた家が違うといったことがないように、ご納得いくまでヒアリングを致します。
また、注文住宅を成約された方に、完成イメージの模型をプレゼント致します。
ご自分で考えた理想・こだわりのお家を心を込めて制作致しますので、よりイメージが湧くと思います。