ウォシュレットの水の出が悪くなってきたので、修理をお願いした方がいいですか?
ウォシュレットの水の出が悪くなった場合は、修理依頼の前にセルフチェックをしてみてください。
ウォシュレットの水の出が悪くなっても、必ずしも故障とは限りません。
まずは下記のセルフチェックを行い、簡単なお手入れをしてもウォシュレットの水の出が改善されないようであれば、修理依頼することをおすすめ致します。
自分でできる簡単セルフチェックとは?
ウォシュレットの水量の設定を確認!
使用した人が、通常より低く設定している場合がありますので確しましょう。
ウォシュレット内にあるフィルターを掃除!
フィルターには、水道水から出る汚れなどを取り除く役割があり、フィルターに汚れが溜まると、ウォシュレットの水の出が悪くなります。
掃除する時の注意事項
- トイレの水道の止水栓を確認し、確認後に閉めてから作業するようにしましょう。
- 止水栓を止めることを忘れて作業すると、タンクから水があふれてしまいます。
止水栓の閉め方について
フィルターの掃除をする際に必要な止水栓の閉め方をご紹介します。
1.止水栓の位置を確認する。
トイレによって位置が異なります。止水栓は、タンクの給水管に付いています。
止水栓が見つからない場合は、便器の中に入っている場合があります。
※ウォシュレットが付いている場合は、ウォシュレットの止水栓と間違えないようにしましょう。
2.止水栓を閉める。
万が一に備え、ご自宅全体の止水栓を閉めて作業されることをおすすめします。
※ご自宅が築10年以上経っている場合は、配管の老朽化などから漏水する恐れがありますので、ご自宅全体の止水栓を閉めるようにしましょう。
ご自宅全体の止水栓の場所
- 戸建住宅の場合:宅地内の地面にある。
- 集合住宅の場合:玄関横のパイプシャフト内にある。
※トイレの機器止水栓とご自宅全体の止水栓の両方が固くて元栓を閉めることができない場合は、むやみに回そうとせずプロにお願いすることをおすすめします。
※無理をして配管自体を破損させてしまうと、被害が拡大してしまう可能性があります。
分岐金具の形状を確認
ウォシュレットに給水を分岐している金具の形状を確認する必要があります。
フィルターを取り外し掃除する
フィルターの掃除の手順は、下記の通りです。
- マイナスドライバーを使用し、止水栓を時計回りに回すと水が止まります。
- 給水ホースとウォシュレットの接続部分にあるフィルターのふたをマイナスドライバーを使用し、反時計回りにまわして取り外す。
- フィルターに詰まったごみを取り除く。(歯ブラシなどを使用すると取りやすい)
- フィルターを取り付ける。フィルターをふたに差し込み、水漏れがないようしっかり閉める。
- 止水栓を調整する。
※トイレの機種によって、フィルターの位置は異なりますので確認してください。
まとめ
ウォシュレットの水の出が悪いと思った時には、すぐに交渉・修理とご自身で判断しないで、まずは上記に記載したセルフチェックをお試しください。それでも、症状が変わらない場合はノズルのつまりやウォシュレット内にあるフィルターの汚れが原因の可能性が高いため、上記を参考に掃除をしてみてください。なかなか普段お手入れが行き届かない所がよごれて水の出が悪くなっている場合が多いです。それでも状況が変わらない時は、修理や交換が必要になりますのでお問合せください。