リフォームで押し入れをクローゼットにしたいと思っていますが、ポイントがあれば教えてください。
押し入れをクローゼットにする場合のポイントは、いくつかありますのでご紹介します。
押し入れリフォームを失敗しないためのポイント
押し入れをクローゼットにリフォームする人は増えていますが、失敗しないためのポイントがいくつかありますのでご紹介致します。
押し入れリフォームは、こんな方におすすめ
- 押し入れがほとんど使用していないので物置になっている。
- 和室を使用する機会がなくなった。
- 押し入れの襖の開け閉めがしづらくなった。
ポイント1.押し入れからクローゼットへのリフォーム方法を理解する!
押し入れをクローゼットへリフォームする場合は、次の3つのクローゼットにする方法があります。
1:一般的なクローゼットへのリフォーム
見た目もクローゼットとして機能する形にリフォームする方法です。一番多いリフォーム方法になります。
- 襖→扉に変更。
- 押し入れ内部の棚→ハンガーパイプに変更。
2:簡易なクローゼットへのリフォーム
襖の部分はそのまま残し、押し入れの使い勝手をよくしたい場合には、布団用に設置されていた棚を撤去し、ハンガーパイプを取り付ける工事になります。
3:ウォークインクローゼットにリフォーム
既存の押し入れのサイズを拡張し、ウォークインクローゼットにする人も増えています。和室自体を使用しなくなったので、部屋ごとリフォームしたい方に人気です。壁の解体などの工事が必要になります。
ポイント2.クローゼットの扉の選び
あまり重要視されていませんが、クローゼットに収納をする際に、取り出しやすくするためにも扉の形状は重要です。
取付後の使い勝手に大きく関わってくるので、クローゼットの特長を生かすことができる扉を選びましょう。
折れ戸
大きく開閉ができるため、クローゼットに何が収納されているかが見渡しやすいです。
フルオープン可能なものを選ぶと良いでしょう。
引き戸
引き戸にする場合は、クローゼット近くに設置する家具のことを考慮して選ぶようにしましょう。引き戸であれば、限られたスペースにしか設置できない場合にも開閉しやすいのが魅力です。
開き戸
引き戸に比べ、扉枠の量は半分で済むため引き戸より安価ですが、扉を開く時にスペースが必要になります。体の動きを大きくしないと開閉できないため、高齢者や身体の不自由な方には使いにくいです。
ポイント3.クローゼット内の壁紙選び
クローゼットは、物を収納するために使用されます。そのため、どうしても空気の流れが悪く湿気がたまりやすく、カビが生えやすい場所です。
大切な衣類などをしまっておく場所なので、防カビや調湿性の機能がある壁紙を使用するとより安心です。
まとめ
押し入れをクローゼットにリフォームする上で、予算に合ったリフォーム方法を選ばれると良いと思います。リフォーム費用を抑えたいのであれば、押し入れをそのまま利用する簡易的なクローゼットにするのがおすすめです。
また、忘れられがちですがクローゼットに取り付ける扉によっても使い勝手が大きく変わってきますので、お部屋の広さや用途に合った扉を選ぶようにしましょう。
クローゼットは、衣類だけでなく様々なものを収納します。特にウォークインクローゼットにする場合は季節によって必要ない電化製品をしまっておいたり、趣味で使用するものをしまうなど重量があるものを収納することもございます。押し入れの時のままの床では、重量に耐え切れず床が抜けてしまうことがあります。
押し入れからクローゼットへのリフォームの場合は、壁や床の状態を確認し必要であれば補強作業をすることが大切です。