リビング・ダイニングにリフォームしようと思うのですが、キッチンについて詳しく教えてください。
キッチンといっても、沢山種類がございます。まずは、キッチンについて詳しくご紹介いたします。
リフォームで快適なキッチンを実現するには?
まずは、一番人気のリビング・ダイニングについてご説明を致します。
そもそもリビング・ダイニングとは?
リビング(居間)と食事をする部屋(ダイニング)を分けることなく、ひと続きとした部屋のことです。
リビング・ダイニングのメリット
- 部屋が広く見える。
- 料理をしながら、リビングにいる子供・高齢者の様子が分かる。
- 来客時も話をしながら、お茶やご飯の準備ができる。
リビング・ダイニングのデメリット
- 冷暖房の効きが悪い。
- 窓を広くとると、テレビ・ソファを置く場所がない。
- リビングとキッチンの床・壁色を揃えなくてはいけない。
- ダイニングもキッチンと同じ防火基準を満たさなくてはいけない。
次にキッチンの種類について詳しくご紹介致します。
キッチンの種類について
キッチンといても大まかに3種類ございます。アイランドキッチン・対面キッチン・個室キッチン(クローズドキッチン)についてメリット、デメリットをご紹介致します。
アイランドキッチンとは?
アイランド=島という言葉の意味と同じように、壁から離れた場所にシンクや作業スペースがあるキッチンのことです。
アイランドキッチンのメリット
- 部屋全体が見渡せる。
- ご自宅でホームパーティーができる。
- 自宅で料理教室ができる。
- コミュニケーションが取れる。
- 開放的な空間になる。
アイランドキッチンのデメリット
- 常にキレイにしておかないと見栄えが悪い。
- 収納が少ない。
- 臭いや煙が部屋全体に充満してしまう。
- 広いスペースが必要。
アイランドキッチンは、自宅で料理教室をされたり、ホームパーティーをされる方に人気のキッチンです。また、ご家族・ご夫婦で一緒に料理を作りたい方にもおすすめです。
注意点は、水や油などが周りに飛ばないように、目隠しをしたりして防ぐ必要があります。また、臭いも部屋中に広がってしまうので、しっかりした換気システムを完備しましょう。
対面キッチンとは?
対面キッチンは、リビングを見渡しながら炊事ができるキッチンのことを言います。
対面キッチンのメリット
- 調理部分は壁で見えないから、料理に集中できる。
- 暗すぎず、明るすぎず調度いい。
対面キッチンのデメリット
- 収納場所が少ない。
- リビングから見えるため片付けが欠かせない。
注意事項
リフォームする場合は、壁付きのオープンキッチンから替えられる場合は、狭くなってしまいます。リフォーム前と同じスペースで利用しようとすると、以前より使いにくくなってしまう可能性が高まります。間取りの際に、細かい部分まで気を遣うようにしましょう。
家族や友人などと話をしがら料理や片付けができるので人気です。
個室キッチン(クローズドキッチン)とは?
ダイニングから見えない場所に独立した空間にあるキッチンのことを言います。調理に専念したい方におすすめのキッチンです。
個室キッチン(クローズドキッチン)のメリット
- 見られることがないため気兼ねなく料理できる。
- 調理スペースの前が壁なため、パンドリーの設置が可能。
- 煙や臭いが逃げにくい。
個室キッチン(クローズドキッチン)のデメリット
- 人に見られない分、汚れやすい。
- キッチンで作業していると、リビングの様子が分からない。
リフォームで快適なキッチンを実現するためには、キッチンについてしっかりとりかいすることが重要です。また、キッチンには様々な種類がございます。それぞれのメリット・デメリットを把握された上でお客様に合ったキッチンをお選び頂くのが一番です。
キッチンは、お部屋の広さや目的などによっても、どのキッチンが適しているかは大きく変わってきます。ご家族とのコミュニケーションを重視したり、開放感を得たい方は、リビング・ダイニング、アイランドキッチン、対面キッチンを選ばれる方が多いです。料理する場所と割り切ってキッチンを利用したい、料理に集中したい、来客を安心して招きたい方には個室キッチン(クローズドキッチン)が人気です。料理する方の用途によって選ぶのが一番なのではないでしょうか。