キッチンリフォームで失敗しないための注意点があれば教えてください。
キッチンリフォームについて失敗しないための注意点をいくつかご紹介致します。
キッチンリフォームで失敗しない5つの注意点
注意点1：カウンター・コンロ・シンクの高さをしっかり測ったか？
以前のキッチンは、高さ80cmが主流でしたが、今は高さ85cmが主流となっています。そのため、普通の高さで大丈夫です。と注文し出来上がっていざ、キッチンに立ったら違和感があり使いづらいといった声も少なくありません。
5sm異なると、大変使いづらいです。せっかくキッチンのリフォームをしたのに高さが合わないといったことがないように注意しましょう。
注意点2：シンク・コンロを新しくする場合は、調理スペースが十分に確保されているか？
リフォームをする際に、キッチンの横幅は変えないという方は、設備を選ぶ時に注意が必要です。今は従来と違って、シンク、コンロも大きなサイズのものがあり、今までと横幅が変わらないのに大きなシンクやコンロを選んでしまうと調理スペースが自然とせまくなってしまいます。
とはいってもシンクやコンロも進化し機能性にも優れたものが多くあります。どうしても最新の設備を利用したいのであれば、背面にカウンターなどを設けて調理スペースをつくるなどの工夫が必要です。
注意点3：ダイニングが狭くなっていないか？
キッチンを壁付きタイプから対面式タイプに変更する場合は、背面に収納スペースを設けるため奥行きが必要となります。その分、作業スペースとしての幅を十分に確保しないと、ダイニングが狭くなってしまいます。
壁付きキッチンのメリットは、キッチンのすぐ後ろ側にダイニングテーブルを置くことができ、キッチンスペース兼ダイニングスペースになることです。そのため、スペースが限られたダイニングキッチンの場合は、同じスペースで対面式キッチンにしない方がスペースを広く使うことができます。どうしても変更されたい方は、ダイニングスペースの確保できているかを確認するようにしましょう。
注意点4：収納は自分が本当に使いやすい仕様になっているか？
キッチンでも重要なのが収納スペースですが、収納といっても種類はたくさんあります。いくら人気のものやデザイン性に優れたものもでも、ご自身が使いにくいと思ったら、自分の収納スタイルには合っていないということです。
大きな収納場所で何がどこに収納されているか見て分かるタイプが良い方、1つずつ引き出しを固定した方が収納しやすい方などタイプは様々です。
自分が実際にキッチンにたって料理をする際に使い勝手の良い場所に収納があるキッチンを選ばれることをおすすめ致します。
注意点5：リビング・ダイニングへのリフォームは、床・壁紙の張替えも予算に含まれているか？
リフォームでキッチンをキッチンからリビング・ダイニングに変更する際は、リビングとキッチンがひとつづきの部屋になるため、キッチンだけでなく、今まで別々だった壁紙や床なども張り替える必要があります。それを考慮せず予算を立ててしまうと、金額も大幅に変わってきます。
キッチンだけでなく、部屋全体のバランスを考える必要がありますのでご注意ください。
キッチンのリフォームで重要なのは、今のお悩みやお困りごとを解決することですが、それを実現するために今まで使い勝手が良かったものが、使いにくくなったり不便になったりしないかよく確認することが大切です。問題点や改善点だけに気を取られてしまうと、自分が気に入っていた部分まで変わってしまっていることを見落としてしまうことがありますので、気に入っている点もプランニングの際に伝えることをおすすめします。せっかくのキッチンリフォームを成功させるためにも、リフォームして更に使いやすくなったと実感できるようなキッチンにしてください。
